研修記 - 第8回ヨーロッパ・マルチメディア研修 3日目 -

第8回ヨーロッパ・マルチメディア研修 3日目

2004年8月2日

スペイン マドリッドにある有機ごみ再生プラント管理会社にベンチマーキング。
マドリードまんぽう約21KMに位置する。
ピント市の環境コンプレックス内にある。
有機ゴミをメタンガスと肥料に再生するプラントの見学。
日本人では最初。
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有機物を発酵して、メタンガスを作る。
生ゴミを回収する。ゴミは家庭で分別している。
1996年から4つに分ける。
150万人のゴミを処理している。
市内の近くにも同じ物を作っている。
プラントでは良質なガスを作る為に生ゴミを使えるモノと使えないモノに分ける。
選別は出来るだけ機械で細かく分ける。
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トラックの重さを計り、どれだけ使えたかの記録を取る。
ベルトコンベアは2本。
大きいモノを最初に分ける。
異物は手で分ける。目に付く大きなモノ。
21メートルのトンネルで直径2メートル。
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ビニールを壊す機械もある。
小さなゴミは下に落として、大きなゴミは次へ
ビン・テトラは再生の工場に送る。
ビニールは上から吸い取り再生工場へ。
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缶は電気磁石で吸い取り再生工場に。
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燃やす工程は一か所だけ。
発酵したガスを回収する。
生ゴミと水を混ぜて発酵させる。その時に石が下に落ちる。
網で水に混じった生ゴミをくぐり抜けたのを次のタンクに送る。
緑のタンクに上から入れる。
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21日間でガスが出来る。
ガスは上から抜く。(ゴミはこの時点で臭わない)
フィルターにかける。
ガスを55度から10度に下げる。アンモニア・水蒸気は水になる。
風船に溜める。
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ガスを燃やして電気にして住宅に供給する。
ゴミは埋めても生き物。今でも発酵している。
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発電のモーターは11個ある。
11.4万メガワット生産している。4万軒の家庭に供給出来る。
ゴミ回収家庭の約10%に供給。
どろどろのゴミは臭わない。
90%が水分なので水を抜く。 30%水が抜ける。
60%の状態で土になる。鉢植え用。
土を育てる機械も有る。1センチ角の木を入れ空気を送る。
高速道路の土は傷んでいるので合わせて生きた土にする。
トンネルは「人口の森」と言われる。15日間で育つ。
木のクズを取る。
水は汚いのをバクテリアに食わせて再生して使う。
臭いを制御するのは難しい。プラント内のは外に出ない。
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質問1 町の中のプラントは。
14キロ離れている。質問2 このプラントは州、第三セクター、民間。
80%がEU,20%が州の費用。市が運営。他の質問はカット。
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遅い昼食は中華。
高橋さん御馳走さま。夕食は和食。
鮭の焼き物にびっくり。
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高橋さん又、又御馳走さま。
フラメンコを30分見て帰る。
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株式会社 武蔵野 小山昇

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