1998.09.04.金
差出人: 小山昇
日時 : 1998年9月4日 14:55
越中八尾おわら風の盆に、株式会社ハチオウ森社長に誘われて来た。
ヨーロッパから、天野榮夫先生に「古きを尋ね、新しきを知る。新きを尋ね、新しきを知る。」とポストカードを出したら、日本の古きを尋ねたらと、越中八尾おわら風の盆の絵葉書が来た。
9月3日はスケジュールが入っていたが、運よく空いたので、森さんにお願いした。
9月2日全社環境整備点検日で、国分寺支店に行くと、菊池支店長が由井営業部長のお母さんが、一週間とのことなので、家に帰したと耳打ちした。
18時30分ごろ不幸にも亡くなったと、ボイスメールが入る。
越中八尾おわら風の盆に行くのを諦めた。
20時ボイスメールが入る。お通夜は4日と。
9月3日予定通り、富山空港へ。タクシーで八尾に車中で情報収集。
1日、2日、雨が降ったので最終日の今日は、大いに盛り上がると。
15時、心のふるさとの宿「宮田旅館」に到着旅館と言うより旅籠。たった一件しかないので、10年間予約が入っている。
ここに、森さんは15年も来ている。お江戸下町の生まれで育ちだ。
二階の部屋から踊りの見れる、最高の部屋。泊まりたくても、泊まれない、お金では買えない贅沢。
民謡「おわら」は三百年余の歴史を持ち、情緒豊かで気品が高い、哀調の中に優雅さがある。詩的な唄と踊りです。
毎年九月1、2、3日は、数千のぼんぼり、まん灯、まん幕で飾られ、老いも若きも男も女も、揃いのはっぴやゆかた姿に編笠をつけ、三味線、胡弓の音につれて唄い踊り、夜の白むまで町を流して行く。
→音楽 (1077KB)
19時旅館の裏庭で踊りが始まる。絵になる。最前列で藤純子が食い入るように見ていた。
町に出る。人、人、人。動けない、バスが300台(駐車スペース)。3,600人の町に40マン人来るのだから。
おまけに、初日雨で20時で中止。昨日も天気はいまいち、おかげで盛り上がる。
運とかつきは不公平だを実感。俺って本当についている。
20時部屋に帰り寝る。これから朝2時までが一番良いのにと言われるが眠さには勝てない。
移動中10月3日渡辺課長の結婚式の「仲人」の挨拶を作り家にFAXしたので。
いつもの癖でトイレに起きる。通常は2時だが、今回は3時。誰もいない。一緒の部屋の11名がシマッタ。後の祭り。
気を取り直して踊りを見に行くことにする。しばらく歩くと森夫妻と、一緒している方々が帰ってくる。
やっぱり。。。。。
気の好い森さんが、もしかしたらこの先で踊っているかもと案内してくれる。
やってた。感動。感激。言葉にならない。
→音楽 (935KB)
風流だね。何とも言えない。
森さん本当にありがとう ございました。
森さんが15年前に来たときは、唄い手も、踊り手も年寄りばっかりだつたが、マスコミで取り上げられ、メジャーになると若者が戻ってきたそうです。会社も特定分野でメジャーにしないと駄目だと強く感じた。
特急はくたか車中にて
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株式会社 武蔵野 小山昇