研修記

私の健康法(その2)

1999.03.08.月

1.食べ物は出来るだけ自然の物を食べるように心がけている。
魚であれば、養殖の出来ない(採算が合わない)鰯、鯖、秋刀魚、鮪、イカが 中心です。
高級魚は薬付けになっているので、刺身に出ても出来るだけ箸を付 けない。
それでは天然物と養殖物をどこで見分けるかと言うと、鮎を例にして話をすると、 それは、まず、口を見る。
養殖物は餌を貰って食べているので、口先が丸い。 天然物は石に付いている苔を食べるのでくちばしが尖っている。
体つきは養殖物は運動量が少ないので太っているが、天然物は運動量が多いので痩せている。
鯵のたたきを注文する時は、水槽がある店では鯵がたくさん泳いでいるときです。
仕入れをしたばかりなので魚が新鮮。売れる毎に魚が少な くなる。数が少ないときはもう何日もたっている。
健康にお金をかけるのが一番だと考えている。 もう一つ、鶏肉を食べる時は、キチンと羽のある鶏にしている。
ひどいブロイラ になると、ホルモンで毛が生えないように育てられている。
色々な場面で安さだけを求めると、知らず知らずにこれを食べさせられてしまう。
放し飼いにされてい る鶏の卵は、目玉焼きを作るときフライパンの上で黄身が収縮する、他のは・・・。

2.貯金をしない。最低限度あれば良い。形の有ることにはお金を使いたくない。
妻が50,000円の服を買って欲しいと言ってもナンダ、カンダと言って逃げ回る。
ヨーロッパに行きたいと言われれば100万円かかっても、OKです。
形の有るものにはお金をかけないが、無いものにはお金をかける。
だから、毎週家族で外食をする。本当は家で食べるのが良いのだが、料理は作ると きと、食べる時は良いが、片付ける時は最悪です。自分が片付けをしている時に 亭主がグウグウ寝ていたら腹が立つのが当たり前です。
嫌みの一つも言いたくなる。 外食は後片付けが無いのとコミュニケーション不足を解消する、一挙両得です。
子供にはお母さんはお金が無いので、外食が出来ないと教えている。
ちなみに何を食べるかは、三人が当番で好きな物を食べられる。

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3.一年に一回は体のオーバーホールをしている。結果として、そうなっている。
若かった時はそんな事を考えた事が無かったが45歳を過ぎてから感じる要になった。
決定的だったのはインドにT社長と行き、サイババに会いに行く途中で放尿したとき、 スピードの違いに老いを感じた。
毎年3月、信州の山中、安曇野のIホテルに来期の計画作成で来ている。

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一年間「のぞみ」のスピードで走っていたのが、一ヶ月間どこにも出掛けないでいるので体の休養になる。
週末、山を降りて、週始めに山に入って来る。もう、こういう生活を15年もしている。
50歳を越えたら異変が起こり始めた。山に来ての第1週に風邪をひきだした。
ヘビースケジュールに気を付けているのだが。
今年の最初の日のスケジュールは

日 付:1999年 3月 8日
6:20 ~ 6:50 小野氏の車で出社
7:00 ~ 8:00 役員会
8:00 ~ 9:00 中途入社面談 新人2名
9:00 ~ 9:30 高橋来社挨拶
9:30 ~10:15 N社K氏と小野、矢島
10:15 ~11:00 移動
11:00 ~12:00 加藤春夫氏葬儀出席 小野・矢島同行 家内も(とにかく寒かった)
12:00 ~13:00 食事と移動(高円寺→豊田)
13:00 ~14:20 I&M研修 激訪 仲野・市倉・石川
14:20 ~15:00 移動 豊田→武蔵小金井
15:00 ~15:30 M社訪問 青野、久木野 同席
15:30 ~15:50 多摩中央信用金庫 小金井支店 副支店長長谷和彦 打ち合わせ 午前中当社に訪問されたので
15:50 ~16:10 移動 武蔵小金井→三鷹
16:20 ~17:30 環境事業部並びに雑務
17:45 ~18:45 インターネット 新プロジェクト なまえ倶楽部 キックオフ 打ち合わせ
19:00 ~21:00 インターネット なまえ倶楽部キックオフ 懇親会10名
21:14 ~23:55 三鷹→松本あずさ69
0:00 ~ 0:40 タクシー(地元のA社にぼられる。毎年何回も乗っているので) 松本→安曇野 ホテル到着

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タクシーの領主書

4.物事に捕われない。 これが正しいと言わないから本当に精神的に楽です。
友達付合いも全人格でなく、部分で。 仕事で、私生活で、おまけに家族ぐるみで、何て言われたら気が狂いそうになる。 「知らない幸せ、知っている不幸」 必要以上に他人の私生活を知ると心が貧しくなる。
他人がどんなに財産が有ろうと、 無かろうとどっちでも良いことです。
どうにも成らないことを思うだけ時間の無駄。 それよりも精神的にも肉体的にも健康で要るのが一番。
本当にそう思う。 人の人生の価値感で、自分の人生の価値を計るなんて、下らない事と思う。
人それぞれ に人生感が違うのが、正しいのだから。

株式会社 武蔵野 小山昇