1998.10.20.火
From: 小山昇
Date: Tue, 20 Oct 1998 07:38:22
時代のキーワードは何か。これが解らなかったが、ボイスメールセミナーを数多くやる毎に、解ってきた。
「連絡」
これをキーに話をすると、聴衆のメモを取る人や、うなずきが多くなる。
連絡を速くしたいのか、正確にしたいのか、一人の人か、数人かによって、使うツールが変わるということに気付いた。
この連絡すると言うツールを一早く取り入れた、民族、国、企業、宗教が発展してきた。
印刷技術の発明によって、聖書が出来、キリストの教えを世界中に広める事が可能に成った。
現在電話は連絡するツールの王様に成っている。電話を世界で利用しない人はいない。
電話無くしては、夜も日も明けない。日常生活になくては成らない物に成った。何事も出来ない世の中に成っている。
FAXは正確に速く、文章などを手軽に送れる道具で、ビジネスに無くては成らない物に成った。
名刺には、FAX番号を印刷するのは、常識中の常識に成っている。
PB(ポケットベル)は営業マンがどこに居ても、連絡ツールとしては着信率が一番です。
携帯電話(PHS含む)の普及により、情報伝達はさらに便利になり、若者の多くは加入電話を契約しない人が増加の一途をたどっている。
以上のコミュニケーションツールはどこまで行っても基本的に1対1が基本です。
コミュニケーションメディアにおける変遷
変化速度| 急速に変化
| インターネット
|
| 携帯電話
| ポケットベル
| FAX
| 電話
|_印刷技術____________________年代
インターネットによるコミュニケーション社会の急速な変化は、今世紀最大の変革をもたらす。
距離と時間を乗り越え世界的な変革をとげる。
コミュニケーションの世界に於て、市内の電話料金で世界につながり、地理的な意味での距離は障害ではなくなった。
世界で最大の情報源でもある。
インターネット上では、情報提供に関して色々な方法で表現できる。
文字/絵/写真/音声/動画-文化/地域等の違いを乗り越えて世界村を実現している。
インタ-ネットの世界は、1対1のコミュニケーションのみならず、1対Nを可能にした。
E-MAILでは100人にでも500人でも1時間の間に「正確」に送れる。
同様にボイスメールも1時間の間に数百人にメールを「速く」送れる。
コンピュータのソフトは基本的に同じだが、メールのインプットとアウトプットの道具が違うだけです。
前者はキーボード、後者は電話。私が社長に就任時に、事務員(パート含む)60名、その後、売上が4倍に成ったが、事務員(パート含む)27名と約半減した。
この事が可能に成った最大の功労者はボイスメールです。
勿論、基幹業務のコンピュータ化(IBM AS/400のソフト100%自社開発)、パソコン-WAN、全社員パワーザウルスの配布、Eメールアドレスの所有などが、それを支えている。
今までの世の中は、データベースを企業が作成していた。
昨年までの我が社に於ける新卒の募集は、情報誌に広告を出し、学生から葉書で受付をし、それに基づきバイトを採用し、データベースを作成し、資料を封書で送っていた。
今年はホームページとEメールが中心です。データベースは学生が正しく入力をしてくれるので、バイトは採用しない。
資料はホームページを見てもらうので送らない。何しろ学生は時間と暇は十二分にある。
総務が学生を集めて我が社の事を説明する時間が節減出来る。案内はEメールアドレスに送る。
学校でもホームページを充実させて来ている。
そして、過去就職した会社一覧はホームページのある会社はリンクが貼ってある。
参考まで
★ 樟蔭女子短期大学
就職情報を見て下さい。
株式会社 武蔵野 小山昇