研修記

人事異動

1999.01.11.月

From: 小山昇
Date: Mon, 11 Jan 1999 05:48:39

1.定期的に行う事で、一人の上司の固定的な評価から逃げる事が出来る。
相性が良いか悪いかは一緒に仕事をさせて見ないと分からない。

2.成績の良い人、昇格をした人を中心に異動する。人事異動の回数を評価する。
駄目な人は何をやらせても駄目。時間とコストの浪費です。世間の多くの会社は、駄目なのをあっちこっちに動かすが成果につながらない。
優秀なのは高速配転が一番。多くの部門を担当させ、多くの失敗の体験をさせることで、10年後花が咲き実が採れる。
創業社長で成長している人は、結果として、何でもやらなくてはならなかったので、これと同じ体験を繰り返している。

3.営業系の若手社員は一つの職場での在籍期間を3年、事務系は5年として、他の部署に転属して、多くの体験をさせる。

4.事務系の部長クラスは一度営業の体験をさせる。特に経理部長は、営業部長を経験した人を登用する。
管理する事が、会社の業績アップにつながるという思いがちになる。一時的には良くなるが、長期的にはマイナスの面が多い。
T常務が担当してからは、T部長(ダスキンの営業部長)が担当している。

5.人事異動を拒否は出来るが評価は下がる。
我が社の営業テリトリーは転勤、転属しても自宅から通勤出来る所に限定している。
余談だが、連続出張は5日、そして2週連続以上は許可していない。
家族とのつながりが弱くなる。単身赴任は生活が乱れる原因になる。自己管理が出来る社員は我が社にいない。
入ってこない。
一つの事業で日本一に成ることを最初から諦めている。

6.納得が行かないモノです。上と下では思惑が違いすぎる。理不尽の時もある。
本人よりも心が傷む。どこかで返そうと心に決めている。
新規事業のプロジェクトで、本人の力でなく失敗した時は、数年で元のポジションよりも良いセクションに着けている。
そこでダメな時、そこまで面倒を見られない。

7.出来るだけ派閥が出来にくいように、配慮している。派閥力学を利用すれば、もっと、スピードで業績が上がるのが解っているが、敢えてしていない。
新入社員がたまたま弱い派閥に配属させられると急に嫌気が出る。

8.組織はほおって置くと急速に年をとる。そして、腐敗という病気になる。人
が変わると活性化をする。病気に成らない。数年に一度の組織替えは会社を赤字と言う病気に懸からない最良の薬です。組織を決めてそして、人を割り振るのが正しい。
人を見て組織替えを使用とすると、帯びに短し襷に長しで何も出来ない。
形を決めて人を割り振る。部長職に課長を割り振るとその差がすぐにちじまる。
差だけ成長をする。
立場が人を育てる。
生き字引を造る原因に鳴る。無能な管理職が幅を利かせる。
何でも、その人に聞くことに成り、発展性を妨げる。

9.例外
同じ職場で彼氏と彼女に成った時は、どちらか一人を他の部門に異動させる。この半年で説明すると。

◎W 当時婚約中のMが「総務」で働く事に成ったので「あかり」に
◎U 「あかり」に異動に成ったので奥さんを「ダスキンの事務」に
◎S 「小金井支店」のTさんと・・・で「OCS」に
◎N 「総務」のKとお付き合いが始まったので「サービスマスター」に変わりにKを担当に急遽担当にすることにした。
余談。3ケ月前のケアーグループのミーティングの後の懇親会でKに、冗談で今度、「俺の秘書をさせようか」僕いいです。(やりたくない)
バカヤロウー。
お前が決めるのでなく、俺だ。
と言う事があった。
まさか、その3ケ月後、NとK朗を入れ換える事になるとは、おしゃか様でも気がつかないと思う。